hummer-jackのブログ

不器用な漢のブログでございます・・・

懲りずに書きます・・・SS Part2 YAMABIKO編

 どーも、最近妄想に歯止めが効かなくなってきている漢、hummerです(´・ω・`)

 今日の戦績は無料分だけやって2戦2勝、やっと勝てました。でも最近勝てないので、某ブログに載っていた、イザナミ珍獣を試したいと思います。

と、今日の反省はここまで。懲りずにまたSSを書きたいと思います。

 でも・・・僕が悩んでる理由がこれです。

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 わかりますか?7月の11,12,13日とがくんとアクセス数が落ちています。この原因は僕が適当な記事を書いたのと、SSを自己満で書いたことにあると思います。

 適当な記事を書いたのは、アクセス数が伸びなくても仕方がありませんが、SSは自己満でも結構まじめに書きました。が…この結果です。やはり文才に乏しい僕には無理なのでしょうか。(と言うより、ニーズはあるのだろうか・・・)

 幾人かの方ですが、ブログにコメントを寄せてくださり、それが励みになり、シャドーメイジ編を書き終えることができましたが、今回のYAMABIKO編のアクセス数次第では、今後SSを書くかどうか非常に悩むことになります。僕としては、最初にシャドーメイジ、次にYAMABIKO、その次にフラミン、最後に大好きなセツナちゃんのSSを書こうと思っているのですが、それまでアクセス数がダダ下がりしたりする事態にならなければいいのですが・・・。

 とりあえず懲りずに書きます。

                                                

                                                 SS Part2 YAMABIKO編

                                                 出展:SEGA

 

 「こらーっ、〇〇ーっ起きろー!朝だぞー!」

  目覚ましよりも大きな声が僕の眠りを覚ました。朦朧としながら僕は、朝であることを始めて悟る。まだ外であの声が聞こえる。

 「早く起きないと先に行っちゃうよー!」

 すると母が下の階から、「ほら、もうYAMABIKOちゃん来てるわよ!早く起きて学校行きなさい!」と急かす。僕はすぐに着替えて、道具を持ち、玄関に向かったが、再び母に「こら!朝ごはんくらい食べなさい!」と怒られる。僕は「いらない」と言い、家を出た。すると彼女は少しふくれて 、「もうっ、何分待ったと思ってるの⁉もうウチ一人で行っちゃおうかと思ってたんだよ!」と言った。僕は「ごめんごめん」と言い、彼女と一緒に学校へと向かい始めた。

 彼女は僕の幼馴染で、家もすぐ近くで、彼女の家族と僕の家族も仲がいい。おそらくもう10年以上の付き合いになるだろう。

 そんな彼女と僕は、一緒に登下校するのが日課だ。これは小学校の時から変わらない。もう二人とも高校二年生になった。光陰矢の如しとはよく言ったものだ。

 でもある時から、僕は彼女と登校するのが、なんだか恥ずかしいような嬉しいような、変な気持ちになってしょうがない。いつからかはわからないが、彼女のことを異性として意識するようになってしまった。そして、彼女のことを好きになってしまっていた。

 でも、自分の気持ちは伝えられない。今の関係が崩れてしまうからだ。そんなアニメやマンガみたいにすぐにくっつくことがないなんて、恋愛経験のない僕でもわかる。今の関係で十分だ。僕はそう自分に言い聞かせていた。

 そんなことを考えているうちに、学校に着いた。彼女とはクラスが違うので、教室前の廊下で「またね」と言って別れる。これもいつもと同じだ。そして、学校が終わったら一緒に帰る。これもいつもと変わらない。僕はその変わり映えしない毎日に、小さな幸せを見出し、満足していた。

 その日、彼女と一緒に帰る時、僕たちの前ででいちゃつきながら歩くカップルがいた。僕たちはその二人を追い越した。しばらくすると、彼女が

 「あの二人、だいぶイチャイチャしてたよね?私たちも付き合ってるように見えたかなぁ?」と言った。僕たちが幼馴染だというのは、僕の学年の周知の事実ゆえ、付き合ってるという噂は立たない。でも、さっきのカップルは他校の生徒だった。もしかしたら、僕たちもカップルに見えたかもしれない。そんなことを考えてたら、急に恥ずかしくなって、「ンなわけねーだろ、バーカ。」と、わざと悪態をついてしまった。

 すると彼女は少し怒って、「バカとは何よ、バカとは!」と言った。僕は、それに対し何も言わなかった。

 すると、しばらく沈黙が続いた。沈黙に耐えられなくなった僕は、「ああいうの見ると、彼氏ほしいなとかって思わねぇのかよ?」と聞いた。すると彼女は、

  「うーん、思うよ。ウチだって好きな人ぐらいいるし。だけどなんて言うか、こっちの気持ちに気付いてくれないっていうか・・・」と、黙り込んでしまった。すると、少し沈んだ場の空気を変えようと彼女は

 「ねぇねぇ、〇〇は好きな人いんの?やっぱり男の子だから胸っておっきい人が良いの?」と聞いてくる。僕は、目の前にいる好きな人を前に自分の本心を伝えようか迷ったが、結局「いるけど・・・教えるかよ!」と突っぱね、その場をごまかした。

 そんな他愛のない話をしているうちに、互いの家のすぐそばまで来たので「じゃあね」と言って別れた。

本当に何も変わり映えのしない毎日だが、僕はそれに幸せを感じ、これがずっと続けばなぁとさえ思っていた。と同時に、心のどこかで、変化も望んでいた。

 しかし、この何気ない日常の終わりは、刻一刻と近づいていた・・・。